【西方見聞録】その25 – クラクフ4日目


2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその25日目。

MOCAK

今日はクラクフ最終日。まずはシンドラーのリストで有名な「オスカー・シンドラー」の工場に行ってみることにする。トラムに乗って行く。

清々しいクラクフの朝
アウシュビッツって書いてある

オスカー・シンドラー工場に来たつもりが、間違えてMOCAKなるコンテンポラリー美術館に入ってしまった。まあいい。旅に失敗はつきもの。とりあえず見学してみよう。

コンテンポラリーアートの館

うーむ。コンテンポラリー・・・。

うーん、コンテンポラリーやなあ・・・
これはひねりが効いてる
なんか問題になりそうな気もするテーマ

オスカー・シンドラー工場

MOCAKのチケット代の元を取ったら、いよいよ本命の工場へ。なお、入場料は以下のような感じになっとります。

チケット価格
赤っぽいな・・・

予想外にナチスに関する資料が多いみたい。ドイツでは犯罪のハーケンクロイツも、ここポーランドでは大丈夫みたいだ。

ハーケンクロイツのお出迎え?
ポーランドでヒトラーはタブーかと思ってたが
何書いてあるか分からないので、ナチスを崇拝してるように見えちゃう
「我が闘争」だろうか?
あれ・・・信者さんかな?
ハイル・ヒトラー!
さあ皆さんご一緒に
絞首刑執行の現場
ミノムシと呼ばれていた(と思う)

オスカー・シンドラーというよりナチス時代のクラクフ歴史館といった感じかな。一応シンドラーの書斎もあるよ。

シンドラーのタイプライター
ふーん
誰やったかな?

ヴァヴェル城

続いてヴァヴェル城というお城を目指す。今日はポーランドにしては天気がいいなあ。

さて、城に着いたぞ。周辺の緑がいい感じ。

ヴァヴェル城に到着
なんか可愛らしいお城だ
こじんまりしてるけど、結構いい感じ
西欧と違って素朴さがあっていい
この青銅とレンガのコントラスト、好きやわ〜

期待してなかったけど、案外良かった。

ディナー

さて、恒例のビールを飲みながら、今夜の夕食を考える。

恒例のビール
恒例の一枚
クラクフとももうすぐお別れか

結局、Zapiecek(チェーン店?)で餃子(ピエロギ)を食べることにした。今日でピエロギやジュレックともお別れだな。

ディナーは餃子屋さんで
可愛らしい店内

玉子入りのジュレック、キャベツ・玉ねぎ・ポテトのピエロギ。ジュレックはGOOD。ピエロギは結構旨かった。

玉子入りのジュレック
ピエロギ
友人のジュレックは地獄色

最後はスイーツとウォッカで締めましょう。

この人、固まってるんです

恒例のE’Wedelで。

またまたE’Wedelでスイーツを

ティラミスとウォッカ・ショパンを注文。めちゃくちゃ可愛い店員さんに接客されるが、注文を聞き終わった後、同僚に何やら耳打ちしていた。あれは「あのアジア人、オッサン二人でスィーツだってw」とか言われてたに違いないと思い、傷ついた。

ボリューム満点ティラミス
ガトーショコラやったかな
ウォッカ・ショパン

プラハへ

いよいよプラハへ向かう。クラクフ駅から夜行列車の旅。

いざ、チェコはプラハへ

指定席に乗り込む。コンパートメントタイプだ。1部屋は6人分の座席がある。我々ふたりが乗り込んだ後、若い女性と初老の男性が乗ってきた。聞けば言語学者で、タジキスタンに調査に行くらしい。なんかカッコいい旅だなー。

座席はコンパートメントだ
ここに数時間座ってなきゃいけない
ぞろぞろと騒がしいのが乗ってくる

後からイギリス人の若い男ふたりがコンパートメントに入ってきて、私の隣の席を指差し「Is this taken?」と聞いてきた。ここって全席指定席だよなーと思ったので、「reserved」と答えると、「You reserved?」と聞かれたので、ま、どうせ指定席だからと思って「Yes」って答えた。それを聞くと「OK」と言ってその二人組はどこかに行った。

しばらくしてその二人、車掌と戻ってきた。どうやら空いている席を探しているらしい。その車掌、私の隣が空いていることに気付き「ここが空いてるじゃん」とイギリス人の男二人に言ったら、「いや、そこは彼の予約席でしょう?」となる。で、車掌「いーや、違うよ。ここ座れよ」となり、結局私の隣に座ることになった。・・・俺がウソついたみたいやん・・・!

途中の駅で連結をはずすらしい

朝まで寝苦しい夜を過ごし、プラハに到着だ。

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