2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその25日目。
MOCAK
今日はクラクフ最終日。まずはシンドラーのリストで有名な「オスカー・シンドラー」の工場に行ってみることにする。トラムに乗って行く。


オスカー・シンドラー工場に来たつもりが、間違えてMOCAKなるコンテンポラリー美術館に入ってしまった。まあいい。旅に失敗はつきもの。とりあえず見学してみよう。

うーむ。コンテンポラリー・・・。



オスカー・シンドラー工場
MOCAKのチケット代の元を取ったら、いよいよ本命の工場へ。なお、入場料は以下のような感じになっとります。


予想外にナチスに関する資料が多いみたい。ドイツでは犯罪のハーケンクロイツも、ここポーランドでは大丈夫みたいだ。









オスカー・シンドラーというよりナチス時代のクラクフ歴史館といった感じかな。一応シンドラーの書斎もあるよ。



ヴァヴェル城
続いてヴァヴェル城というお城を目指す。今日はポーランドにしては天気がいいなあ。
さて、城に着いたぞ。周辺の緑がいい感じ。





期待してなかったけど、案外良かった。
ディナー
さて、恒例のビールを飲みながら、今夜の夕食を考える。



結局、Zapiecek(チェーン店?)で餃子(ピエロギ)を食べることにした。今日でピエロギやジュレックともお別れだな。


玉子入りのジュレック、キャベツ・玉ねぎ・ポテトのピエロギ。ジュレックはGOOD。ピエロギは結構旨かった。



最後はスイーツとウォッカで締めましょう。

恒例のE’Wedelで。

ティラミスとウォッカ・ショパンを注文。めちゃくちゃ可愛い店員さんに接客されるが、注文を聞き終わった後、同僚に何やら耳打ちしていた。あれは「あのアジア人、オッサン二人でスィーツだってw」とか言われてたに違いないと思い、傷ついた。



プラハへ
いよいよプラハへ向かう。クラクフ駅から夜行列車の旅。

指定席に乗り込む。コンパートメントタイプだ。1部屋は6人分の座席がある。我々ふたりが乗り込んだ後、若い女性と初老の男性が乗ってきた。聞けば言語学者で、タジキスタンに調査に行くらしい。なんかカッコいい旅だなー。



後からイギリス人の若い男ふたりがコンパートメントに入ってきて、私の隣の席を指差し「Is this taken?」と聞いてきた。ここって全席指定席だよなーと思ったので、「reserved」と答えると、「You reserved?」と聞かれたので、ま、どうせ指定席だからと思って「Yes」って答えた。それを聞くと「OK」と言ってその二人組はどこかに行った。
しばらくしてその二人、車掌と戻ってきた。どうやら空いている席を探しているらしい。その車掌、私の隣が空いていることに気付き「ここが空いてるじゃん」とイギリス人の男二人に言ったら、「いや、そこは彼の予約席でしょう?」となる。で、車掌「いーや、違うよ。ここ座れよ」となり、結局私の隣に座ることになった。・・・俺がウソついたみたいやん・・・!

朝まで寝苦しい夜を過ごし、プラハに到着だ。
関連する記事
- 【西方見聞録】その19 – ローマ5日目・ワルシャワ1日目
- 【西方見聞録】その21 – ワルシャワ3日目
- 【西方見聞録】その20 – ワルシャワ2日目
- Testing like the TSA by David of 37signals(和訳)
- 【西方見聞録】その11 – カターニア2日目