2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその21日目。
目次
ランチ
昼頃にホテルを出て駅へ。クラクフ〜プラハ間の列車のチケットを買うためだ。寝台が一杯だったので、仕方なく座席券を購入。1人291ズウォティ(約9,500円)
さて切符も買ったし、優雅にランチしよう。歴史地区近くの小奇麗な通りにあるタイレストランをチョイス。当時タイに住んでいた私としては、外国のタイレストランがどの程度のレベルなのか知りたいということもあったので。
タイ料理を注文する際に「タイ人居る?」と聞いたら、コックがタイ人らしく出てきてくれた。一応タイ語が話せるので色々聞いてみることに。コックの彼はポーランドに4,5年住んでいるらしい。スコータイ出身。現在ポーランドには500人ぐらいタイ人いるんじゃないかな、と言っていていた。ワルシャワは観光するとこもあまりないし退屈だと話してくれた。私の方も、ちょっと久しぶりにタイ語で話したら、なんだかホッとしてしまった。
で、注文したのは、ガパオムーサップ、トムヤムタレー、パッタイ、あとビールx2。意外や意外、すごく美味しかった。タイ人が作ってるだけのことはあるね〜。
お会計をカードで支払おうとしたら、ウェイトレスの女の子が「私、カード受け付けるの始めただからすごく緊張するわ・・・」と言っていて可愛かった。巨乳・美形のメガネ女子とスペック。ポーランド恐るべし・・・。
そういや、ヨーロッパって意外とメガネ美人女子が多いことに気付いたな。
ショパンコンサート
さて、午後はさらに優雅にピアノコンサートを楽しむ。ワジェンキ公園で無料のショパンコンサートがあるのだ。少し早めに着きそうだが、他にやることもないのでさっさと向かおう。
例のショパン像に着いた。開演40分前に着いたが、すでに人が集まってきている。最前列が空いていたので、そこに座って待っていることにする。
4人掛けのベンチに私と友人の2人、見知らぬポーランド人2人が座っていたのだが、後からよーわからんオバハンがやって来て、隣のポーランド人とお喋りを始めだした。そしてあろうことか、我々のベンチにグイグイその汚いケツを押し込んできた。おい、4人掛けやぞボケ。ムカつくのでぶつくさ言っていたら、そのオバハンが「あなた、うるさいわよ」的なことを言ってきた(たぶん)。そのくせ自分は、床ズレでもしているのか、演奏中にずっとゴソゴソ動いていてめっちゃ鬱陶しかった。老人はいつの世も老害。おかげで演奏に集中できなかった。ま、知らない曲が多かったんだけど・・・。
プラネタリウム
さてここはあまり観光地がないワルシャワ。次に何をしようかと考え、ひねり出したのが「プラネタリウムを見に行く」だ。ポーランドはコペルニクスを輩出しているので、彼の偉業を称えコペルニクス科学センターというものがあるのだ。
とりあえずソフトクリーム食べてから行こう。
大きなお札しか持ってなくて、こういうの結構ヨーロッパでは嫌がられるんだけど、ソフトクリームの売り子の女の子はちょっとはにかみながらお釣りくれたなー。西欧の人たちより、ちょっと素朴な感じがして好感が持てる。
で肝心の味の方なのだが、すげーチョコ旨いわ!今まで食べたソフトクリームの中で一番美味しかった。この国のチョコに対する期待が高まる。
ヴィスワ川付近にあるコペルニクス科学センターに到着。
プラネタリウムは1人6.5ズウォティ。200円ぐらいかな。安いねえ。
星座の説明は全部ポーランド語。何言ってるかさっぱり分からない。おまけに疲れていたせいか、ガーガー寝息を立てて眠ってしまった。何にも覚えてないが、旅の思い出として記憶に留まるので問題ない。
ディナー
さてディナーにしよう。といっても、今日はそんなにお腹が空いてない。というわけで、先程感じたこの国のチョコに対するポテンシャルを確認すべく、今宵はチョコディナーにすることにする。
やって来たのは有名なチョコレート店らしい「E.Wedel」というお店。ヴェーデルという名前らしい。後で調べてわかったのだが、この会社は2010年にロッテグループに買収されていたらしい・・・。なんか複雑な気分。
私はチョコワッフルとウォッカ・ショパンを注文。甘いものと強いお酒って個人的には合うだよなー。甘すぎないチョコワッフルでちびちびウォッカをやる。こういうの、こういうのでいいんですよ。
ヴェーデル本店らしくて、店内はゴージャスな感じだった。内装もきれいだけど、売り場もいい。宝石屋みたい。
さて今宵は最後のワルシャワの夜。明日はクラクフに向かう。