2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその10日目。
さよならマルタ
マルタ最終日は特に何もせず、空港へと向かう。バスで1時間と、意外と時間がかかった。



こんにちはシチリア
マルタ〜シチリア島はすごく近いので飛行機で瞬殺。ヨーロッパは格安便が多いのでとても助かる。さて、イタリア・シチリア島はカターニアに到着。

空港からバスで市内のホテルへ向かうつもりだったが、どのバスに乗ればいいのかさっぱり分からない。バスのチケット売り場で尋ねてみると「プレーゴ」と言われ、質問を制止された。ちょっと待ってって意味かな?と思ってしばらく待っていると、何かの事務処理を終えたその店員は顔を上げて「プレーゴ?」と言い聞く態勢に入った。プレーゴ・・? これがイタリアのマジカルワード「プレーゴ」との初めての出会いだ。
なんとか正しいバスを捕まえ、ステシコロ広場(Piazza Stesicoro)に辿り着く。どの建物見ても古くて趣あるわ。


ホテルの住所へ向かうと、そこには単なるアパート?のような建物が。大きな鉄の扉があり、側にある住所板をチェックすると・・・

なんと扉に我々宛の置き手紙が貼ってあった。しかもゆるゆるの貼り方。風で飛んでいったらどうすんねん・・・。「For keys go to N56 Stesicorea Palace」。イタリア人も英語苦手なんだと分かるこの文章、なんだかホッとくる。とにかくこのStesicorea Palace(ステシコロ宮殿)という建物を探して行ってみる。幸いそれはホテルのすぐ近くにあった。

呼び鈴を押してしばらく待つ。すると変なオッサンが降りてきて「5分待ってて」と言って、再び上へと戻っていった。イタリア人の5分って・・・と恐怖に震えていると、1分後に降りてきた。少し自分を恥ずかしく思う。
オッサンから「これのどれかが門の鍵と君たちの部屋の鍵だよ」のジャラジャラした鍵の束を渡される。なんでもこのオッサンはホテルの人間ではないらしく今日は頼まれただけだとか。ええ加減やなあ・・・。

なんとか鉄の扉を開けてホテルに入るが、自分たちの部屋がどこか分からない。色々鍵を試すのもあれやし、再びオッサンを呼びに行って部屋まで案内してもらった。ひどく時間かかったなあ。
WiFiのパスワードも読めへんし・・・筆記体で書くなよ・・・。


カターニア
さて、苦労して着いた部屋に荷物を置いて周辺を散策に。道は石畳になっておりヨーロッパ感が満載。建物も古くてカッコイイ。


いきなり街中に遺跡が現れる。イタリアって遺跡だらけなんやろな・・。


さすが南イタリアは暑い。というわけでジェラートを食べることにしよう。値段は忘れたけど、シチリアは物価が安かったと思う。


正直、カターニアにはこれといった名所はないみたい。有名所ではベッリーニ公園だろうか。オペラ作曲家のベッリーニを奉る公園で街中にドーンと存在する。


公園でほっこりした後は、夕食を食べるお店探し。我々は大通りより路地を好む。

ガソリンスタンドを見つけたんだけど、ホンマにガソリン入れられるの?

大通りから中に入ると結構ごちゃごちゃしてる。車はやっぱフィアットが多かったな。




ディナー
かなり街中を練り歩いたのだが、ピンとくる店があまりない。というか閉まってる店が多かった。閉まるのが早いのかな? たしかエトナ通りにある一軒のお店に入る。ここイタリアまでピザとパスタは我慢してたけど、ここで解禁。ビールとハウスワイン、スパゲッティ・タランティーナ、ペペロンチーノとピッツァ・マルゲリータを注文。
イタリアはビール美味しくない・・・。

ハウスワインは激安。デキャンタで400円ぐらいじゃなかったかな。

スパゲッティ・タランティーナはシチリアの名物らしい。ムール貝たっぷりで、これは美味しかった。

友達が注文したペペロンチーノはイマイチだったらしい。

マルゲリータは普通。日本でも食べられるレベル。

ディナーの後に甘いものを食べたくなるのはいけないことでしょうかあぁぁぁんんん〜。



今日一番旨かったのはジェラートとアイスだったかも。てな感じで、カターニアの1日目はおしまい。
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