【西方見聞録】その6 – パリ4日目


2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその6日目。

ベルサイユ宮殿まで

パリ最終日はベルサイユ宮殿を見に行く。宮殿は郊外にあるので電車で移動。

Versailles Chateau Rive Gauche駅

Versailles Chateau Rive Gauche駅の周りは道も広くて綺麗だった。やっぱ郊外だね。

そこら辺の建物ごときで充分にいかついのがパリ
駅付近はかなり閑静できれいなところ

朝昼兼用いわゆるブランチを食す。魚のマリネ、チキン&フレンチフライ、ハム、ショコラのコース。1人前を2人でシェアしたけど、丁度よかったな。

旅に昼ビールはかかせない
木陰で涼しく食事をいただきます
量が多そうだったのでセット+単品をシェアした
ふつうの鶏肉と普通のフレンチフライ
ピクルスが美味しかった気がする
見た通りの味でした

ベルサイユ裏庭

腹ごしらえもしたし、いよいよベルサイユ宮殿へ。駅から歩いて行ける。

いざ、ベルサイユへ
宮殿前広場はとても広くカメラに収まらない

このあたりでいよいよベルばららしくなってくる。

ルイ16世。ベルばら読んだことあるので無性に親近感が湧く
ベルサイユ行列

宮殿のチケットを購入しようとする人がすごい行列をつくっていた。ただ待ってるのもアレだし、先に裏庭の観光をしにいくことに。ちなみにチケットは裏庭9ユーロ、宮殿内15ユーロだった。

鏡ごときに群がる旅行者たち。俺は行かない。

裏庭はスゴイとは聞いていたが、本当にスゴイ・・・。ずーーっと向こうまで続く真っ直ぐな道とそれを囲む森が印象的。平野っていいなあ〜。

ドォーーーンって遠く彼方まで真っ直ぐな道!
ゴージャス池と名付けよう
トランプの兵士が出てきそうな林の回廊
結構でかい湖があって
地元のカップルもここでボート漕いだりするんだろうか
パリジャンヌが湖のほとりで読書している・・・これだけで恋に落ちれる
次回来たときは、ここで一日昼寝してビール飲むという日程を設けよう

ベルサイユ宮殿

裏庭を堪能したら宮殿内へ。チケットカウンターは日本語も通じますよ。

いよいよ宮殿内へ向かう
これ、なんやったかな?

宮殿内にはたくさんの絵画が飾ってあるんだけど、そのうちいくつかは教科書で見たことある級のシロモノだった。さすがはパリ。悔しいけどわーいわーいってなってしまった。フランスなんて、他に何も誇るもんないくせに。

マリー・アントワネットは爆乳だったらしいよ
天井に直接絵書いたわけ? ぜったい肩こりヒドいよね
すべてが有名な絵画に見えてしまう・・・たぶん、有名なんだろう
全て売り飛ばしたら一体いくらになるのだろうか

観光ルートの最後の方は有名な「鏡の回廊」。いやいや、どんだけ重税かけたらこれ作れるんや、ってぐらい豪華。いちいち絢爛。贅沢の限りを尽くした・・とか言われてるけど、なんだかんだ言って、向こう何世紀も観光客を呼べる物作ったってのは評価してあげてもいいんじゃないかな?

かの有名な鏡の回廊はホントに豪華絢爛
天井やシャンデリアも狂気なまでにゴージャス
きっと シャンデリア > 俺の年収

ベルサイユを見終わったらパリとはお別れ。特に何の未練もなく国鉄の駅へ向かう。

Renfeでバルセロナへ

ここからRenfeという高速鉄道でスペインのバルセロナへ向かうのである。昨日チケットカウンターのお姉さんに言われた通り早めに着いたつもり。ヨーロッパの駅って、発車時刻ちょい前まで出発プラットフォームが分からない。だいたい15分前とかに自分で掲示板見に行って確認しないといけない。というわけで、掲示板付近で恒例のビール。

待ち時間ですって? じゃあビールでも飲むか!
阪急梅田駅より小さかったかも

ビール飲みだしたらあっさり列車が来てしまった。早めに乗ったほうがいいよって言われたことを思い出し、さっさとビール飲み干して列車に乗る。

列車内はかなり綺麗

特に何の問題もなく走り出す。夜から数時間走るので車中泊だ。途中泊まった駅で空気なんか吸ってみたり。

ヨーロッパの列車は基本こんな感じ
途中の駅Toulouse Matabiau

明け方近くに事件発生。車掌がやってきて、火事があった的なことを言われた。フランス人の英語ってほんとに聞き取りづらい。フランス人が英語話さない・ヘタクソってのはたぶん本当だね。

で、しばらく待ってると、とある駅に降ろされて、ここからはバスで言ってくれって。「えーなにそれー」とか思いながら、他の乗客とともにバスに乗り込む。しかし。結果的にはこれが良かった!

バスから。海岸線付近を走っている。

乗ったバスは海岸線を走ってスペイン国境へ行くみたいなんだけど、この海岸沿いの村?が最高にいい感じだった。おー。まさにヨーロッパの田舎じゃん、みたいな。たぶん、ペルピニャンという地域じゃないだろうか。

ヨーロッパの漁師町といったところか
山を登ったり海岸線を走ったり
湾の周りを走っているようだ。人生初地中海。

スペイン国境付近のバス停に停車。するとバスの運ちゃんが「俺はここまでしか行かねーよ。あとはタクシーでも拾いなよ」とか言って帰って行ってしまった。乗客数名が残され、さて、どうしたもんかと思っていると、英語が話せるフランス人が「きみたち、どこまで行くの?」と尋ねてくれた。スペインだと告げると、「じゃあタクシーを呼ぶから、この二人といっしょに◯◯駅まで一緒に行って、そこから列車でバルセロナへ行きなさい」とのこと。いやー助かります!

スペイン国境の小さな漁村に着いたみたい
建物の色使いがまさにヨーロッパ

やって来たタクシーにフランス人老夫婦と乗り込む。一応会話しようとお互い努力したんだが、1文字たりとも英語が通じないので、結局何も話せなかったなあ。。でも最後まで僕らを気遣ってくれていい人だった。

なお、フランス人って(とくに高齢者だと思うが)「サンデー・マンデー」レベルの英単語すら知らない人が結構いる・・・。良くも悪くも、自国が好きで、母語だけでなんとかなっちゃうお国柄なんでしょう。これはまったく、日本も同じなんだが。。。

というわけで次回はスペイン。

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