英会話の先生「日本人の発音はシラブルがおかしい」


1年ぐらいネイティブ先生から英会話を習っていたことがあるのだが、今思えば色々タメになることを言っていたなあと思ったのでブログにしてみる。なお、自分は英語ペラペラの人間じゃないのでそのへんはあまり期待しないでほしい。

日本人の発音はシラブルがおかしい

先生が言ってた中で一番タメになったのは、「シラブルが合ってないと何言ってるか分からない」というものだった。シラブル(syllable)っていうのは音節のことで、Weblioのサイトに詳しい解説があるのでそちらを参照してもらうとして、要は発音上のまとまりみたいなもの。たとえばpermitだったらper・mitの2つ。importantだったらim・por・tantの3つということになる。先生曰く、このシラブルの数が合ってないと何言ってるのか全く理解できないらしい。

彼がもっともfunnyだと言っていた日本人のシラブル違いの例は「golf」と「comfortable」だ。

golfのシラブル数はひとつだ。文字で書くと伝わりにくいけど、正確な発音をそれっぽくカタカナで書くなら「ゴゥフ」を一息で一気に発音する感じになる。しかし日本人はこれを「ゴ・ル・フ」と発音しがちである。こうなってしまうとシラブル数が3つになってしまう。彼らネイティブにとってはシラブル1つと3つは驚異的に異なる発音らしいので、全く通じないというわけだ。

comfortableの方は、これはもしかしたらきちんと発音できる日本人は少ないのかもしれないが、正解はシラブル数は2(3で発音する人もいる)で、これも強引にカタカナで書くなら「ンフトゥ・ボゥ」みたいな感じになる。これを「コン・フォー・タ・ブル」と発音してしまったては、golfと同様、全くもって通じない。

他にもstrikeは1シラブルってのも日本人には難しいのかもしれない。springやstressなんてのも通じにくいかも。。。

シラブルさえ合っていれば

しかし逆に、シラブルさせ合っていればカタカナ英語でも驚くほど通じる(特にイギリス英語では)。例えば、internationalはそのままカタカナ英語で「インターナショナル」と発音してしまっても通じる。先程のimportantもカタカナで「インポータント」でほぼ通じるだろう。なぜならシラブルが合ってるから。ほんとにそれだけ。綴りが長い短いは関係なく、とにかくシラブル。

その他の発音は最初から気にするな

母音の発音だとかthの発音がどうだとか、はっきり言ってそれはネイティブの中でも差異があるわけで、アメリカ英語は地域差が少なそうだけど、イギリスなんて訛りだらけの島みたいだし、そういう意味ではそのあたりはかなり寛容なんだと思う。オーストラリア人だってMonday(マンダイ)とか言っちゃうんでしょ?

要はシラブル。シラブルが合っていればいいんだ。

そう考えると、自分が受けてきた日本の英語教育ってほんと発音に無頓着だったよなあと思う。発音記号なんて単語帳では雑魚扱いだったし、シラブルなんて言葉習ったこともないぞ。そりゃ喋れんわな。つーか、喋れることを目的としていなかったんじゃないだろうか。

まあ、そんな他愛もないお話でした。何かの役に立てば。

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