2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその30日目。最終日だ。
目次
旅の終わりの地
ホテルで朝食を食べてから、空港へ向かう日。今日は旅の最終日。
メトロで4.5ユーロで空港に行ける。手軽に行けるのは便利。関空ってなんであんなとこに作ってん。
この後、まさかの逆方向の電車に乗るという荒業をやってのけ、見事に30分を失う。早めに出発しておいてよかった・・・。無事、空港に到着。
空港はものごっついデカイ。電光掲示板もデカイわ。友人が先に日本行きの便に乗り、私はその約1時間後にバンコク行きに乗る。というわけで友人とはここでお別れ。
時間もあるし最後のビールを楽しもうではないか。
この後、フライトの2時間前にカウンターに行くも、「チケット発行マシンを使って」と言われる。使ってみるがパスポートの読み取りが上手くいかない。係員を呼んで手伝ってもらって、なんとかチケット発行。しかし・・カイロ経由でバンコクに行くのだが、なぜか1枚しか出てこない。2枚目がないぞと訴えると、やっぱりカウンターでチェックインしてって。最初からそうせーや。
カウンターに行ってチケットを2枚とも発行してもらう。発行されたチケットを見ると、搭乗時刻が13:55になっている。あと15分??? フライトは15:10なのに・・・ほんとにこれ合ってます?と訪ねると「合ってます。だから急いでね」って。おかげさまで空港内をダッシュする羽目になってしまった。あとでわかったんだけど、中東の便って空港には3時間前に行くもんらしいね。チェックとか厳しいから。
なんとか搭乗時刻にゲートに間に合ったけど、結局そこで1時間ぐらい待たされた。なんやねんそれ・・・。
カイロ
酒をおいていないエジプトエアーで経由地カイロに到着。なんにもない空港。コーヒー一杯飲んで、あとはやることない。早々にゲートに向かう。導入の簡易荷物検査で係員に「ニーハオ」と言われたので「ジャパニーズ」と言うと、「オー、ジャパニーズ? アイ・ラブ・ジャパニーズ!」と言って、ゲートを素通りさせてくれた。なにこのゆるさ。
もうひとつのちゃんとした荷物検査場はやたらと混雑していた。係員がいるゲーツが一つしか無くて。そのくせその係員、ことあるごとに席をはずし、ゲートの向こうに消えてしばらくすると戻って来る。一体、裏で何やってんだよ?と思っていただが、その答えはゲートに向こうにあった。
どうやら、サッカー中継が気になっていたようである。
ほんの少しだが、エジプト人のゆるさが分かった気がする・・・。
機内
機内でとなりに座ったのはチェコ人の青年で英語が達者なやつだった。話を聞いていると、チェコは他の国と比べると貧しいので、ドイツとかイギリスとかに出稼ぎに行く人が多いらしい。最終的ンはカナダに住みたいらしい。ふーむ、色々あるんですなあ。ヨーロッパに1ヶ月居たと言うと「え?絶対飽きるよ、それ」って言われた。確かにしばらくヨーロッパの街並みには要らないかな・・・。
西方見聞録終了
これにて西方見聞録はフィナーレだ。終わりに、この旅で学んだ教訓を簡潔にまとめておこうと思う。
- 期間1ヶ月で9カ国はハード過ぎるかも。1都市に3、4泊するぐらいでのんびり行けばいい
- 行程中に車内泊があったら要注意。翌日のホテルの予約日を間違えがち
- 飯は基本的にどこも旨い。なかでもスペイン、イタリア、ポーランドがいい
- ヨーロッパに初めて行くならプラハ、西欧に行ったことがある人ならクラクフを勧める
- 夏の白人女子は一見の価値アリ
- なかでもメガネ女子のクォリティとシコリティの高さは異常
- でもゲルマン人は美人が少ないと思う
- たぶん、差別なんてされない
- どの国の人も基本的に親切
- 空港やバス停には早めに行け。意外と意外なことは起こるもの
- ネットさえあれば死なない
疲れたけど、楽しかった。でも、後になってこのブログを書き上げるのが一番疲れた・・・。
最後に旅のきっかけになったスペイン料理を貼っておこう。