【西方見聞録】その12 – パレルモ2日目


2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその12日目。

市場

朝10時にホテルを追い出され、アテもなく町をウロウロしていると魚市場を発見。とても威勢のいいイタリア人たちが声を張っていた。こういうのは日本と同じだな。

マグロっぽい魚も売ってるようだ
なかなかいい感じの市場ですな
地中海だし、魚も美味しいんだろうな

近くのローカル食堂に入って昼食を食べる。じゃがいもとなすの揚げ物。すっげー油っこかった。こりゃ太っちゃうわ・・・。

じゃがいもは見たまんまの味がした

パレルモ散策

パレルモにはあのゴッドファーザーで有名なマッシモ劇場がある。一度行ってみたかったので、頑張って歩いて行ってみる。

朝のパレルモの通り。古いんだけど、汚い感じは無かったかな。

マッシモ劇場に到着。正面の階段でマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)の娘が撃ち殺される。マイケルはその亡骸を抱きながら天を仰ぎ「プリーズ!!!」と叫ぶシーンが有名だ。ひとり階段で再現して友達に撮ってもらったりした。

あのゴッドファーザーが撮影された劇場だ
何の建物か忘れたけど、兵士の銅像がカッコイイ

正直、全くやることがない街。ヨーロッパも2週間目ともなると、結構飽きるもんだ。しょうがないから海を目指して歩く。

港町パレルモは山も近い
イタリア車が可愛く並んでいる
撮り方によっては、こんなに幻想的に

海に到着。20時に乗船する船の船着き場を確認したうえで、辺りを散策。

つーか、天気良すぎ
海は結構きれいであった
恒例の一枚

ディナー

ホテルの受付のおねえさんが教えてくれた店に向かうも、昨日に続き、今日も開いてない。いい加減なのか、そんなもんなのか? 昨日行ったときは「セブンクロック クローズ」って言ってたのになあ。ネットで調べると夜の部は20時かららしい。どうやらイタリアって夕方休みがあるらしいな・・・。

しょうがないからそのあたりをうろついて、まあまあ良さげな屋台で夕食をとることに。

白ワイン、前菜の盛り合わせ、ボンゴレ・ビアンコ、サーディンパスタと注文。結構旨かった。ファンキーな店員の女の子が絶えず絡んできて楽しかったな。食後にエスプレッソを飲んで、二人で38.5ユーロなので安かったと思う。

今日は白ワインにしてみる
前菜の盛り合わせ
スパゲッティ・ボンゴレ・ビアンコ
サーディンパスタ

ナポリへの船旅

ホテルに荷物を取りに行き、近くのバスターミナルから港行きのバスのチケットを購入。1.4ユーロ。バスで10分程度の距離なのだが、バスを待てども待てども来ない・・・。30分待っても来ないので、しょうがないから歩いて行くことにする。小走りで歩くこと30分、出港ギリギリに到着する。

この船でナポリを目指すのだ

我々が最後の乗客だった。時間のことでイタリア人に小言を言われた。

不機嫌そうに船に載せてくれた

船内はすごく綺麗。今夜はここで寝て、朝にナポリに着く予定。

なかなか快適な船室
ゲーセン完備
値段の割にゴージャスな船

船がパレルモを離れるので、甲板に上がってみる。海と山、両方が景色に入ってくるのが神戸っぽくていい。港っていいですねえ。船が作り出す空気の流れに乗りに、たくさんの鳥たちが船を追いかけてきてた。スリップストリームみたいなもんかな?

甲板から、離れていくパレルモを眺める
21時ぐらいなのにこんなに明るい

明日はナポリに到着だ。


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