【西方見聞録】その3 – ロンドン3日目・パリ初日


2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその3日目。

大英博物館

朝ホテルをチェックアウトして、まずは大英博物館を目指す。道中でパブを発見。美味そうなイングリッシュ・ブレックファーストがお値打ち価格で提供されていたので、さっそくそのお店に入ってみる。

料理を注文したら「テーブルは何番?」と聞かれた。そうか、パブはまずテーブルを取ってから注文しに行くんだったな・・・。「じゃああの窓際の・・」と言うと「じゃ、窓際の20番ね」とテーブルを決めてくれた。

旨いやん、イングリッシュ・ブレックファースト

これ毎日食ってたら太るやろうな〜というボリューム。味も美味しかった。値段は忘れてしまったが、たしか1,000円ぐらいだった気がする。ドリンクは付いてこないとあとで気付き、1ポンドでコーヒーを注文したら、おかわり自由だった。これ、割りとお得だったと思う。店を後にする時、わざわざカウンターの中から「バイ!」って感じで手を振ってくれた白人のお姉さん。(いまのところ)俺は差別されてないな、と強く感じた。

店を出て大英博物館を目指す。

大英博物館を目指す道中

なんていう駅だか忘れたけど、Tubeで行ったんだと思う。

もはやクリスタルが眠る神殿のような風格

写真で見たことある写真を撮る。無料とだけあって(?)観光客は多い。

シャレオツなエントランスだ

外観もカッコイイけど、中もカッコイイ。ロンドンは何でもいちいちカッコイイ。いや、私の卑屈な心がそう感じさせるのだろうか。

すごく広い。これで無料なのには驚きを覚える。

写真は撮ってないけど、お土産屋さんも充実していた。売ってるものも、よくあるしょうもないキーホルダーみたいなのじゃなくて、デザイン的にもすごいオシャレな物が多かった。購入している人も多く、入場料を取らずとも、これで十分な収入が得られているのかもしれない。

さて、みんなが最初に目にするのはおそらく、かの有名な石「ロゼッタストーン」だろう。

ロゼッタストーンがお出迎え

エジプトもんやら、ローマもんやら、エリアごとに分かれて配置されている。展示されている物のいくつかは、社会の資料集で見たことあるものだったよ。すごいね、大英博物館。どーせ各地でガメて来たんだろうけど・・・

スフィンクスだったかな・・・?
本物のミイラらしい
古代人もSMプレイを楽しんでいたに違いない
これも本物のミイラなんだとか
FF5の古代図書館がここに

ユーロスター

古代図書館で一息ついた後、ホテルへバッグを取りに戻る。それからKings Cross駅まで行き、フランス行きのユーロスターに乗るのだ。Paddington駅から向かうのだが、乗り換えに戸惑い、結構時間がかかってしまった。

海峡を超えるユーロスター

St. Pancras駅から乗るユーロスター。乗る前に荷物チェックやパスポートチェックがあった。イギリスってEU入ってるのになんで?って最初思ったけど、シェンゲン協定には入ってないのね。。。

わりと普通の内装だ
急いでたのでベルギービールを買ってしまった

イギリスはロンドンを少し離れると田舎だぜ、って聞いてたけど、まさにその通りだった。超のどか。イギリスの田園風景は世界一らしいので、いずれは田園風景目当てで電車でスコットランドを目指すってのも面白いかもしれない。

少し走るとこんな風景に

パリ北駅

たぶん、2時間ちょいでパリ北駅に着いたはず。

パリの出発点となるパリ北駅(Paris-Nord/Gare du Nord)

北駅は外観もゴージャス。つーか、ヨーロッパって聖人デコレーションばっかだな。

聖人デコレーションはもはや鉄板だ

周りを見渡すと、建物がものすごくヨーロピアンな感じ。ロンドンはシックだったけど、パリは華やかというか、ああ、パリだなって感じ。

写ってないけど、治安悪そうな人たちがウジャウジャ

北駅の周りは黒人やシャブ中みたいな人たちがウジャウジャいた。ホテルがモンマルトルの丘のふもとにあったので、北駅から北に向かうのだが、道中の雰囲気はあまり良くなかったな。女性一人で歩くのは恐いかもしれない。道もロンドンよりはるかに汚い・・・。

部屋の窓からクスリの受け渡しが見えてしまうホテル

チープな安宿の目の前はいかにもヨーロッパの汚路地。ま、物価高いからこれぐらいとこしか泊まれないしね。荷物を置いたらさっさと外へ。

Barbès – Rochechouart

Barbès – Rochechouart駅周辺

このBarbès – Rochechouart駅周辺ってのが一番治安がよくないとこらしい。(差別的な意味は無いが)黒人がすごく多いので、われわれ日本人には余計怖く感じてしまうものだ。

とりあえずユーロを全く持っていなかったので、パリ北駅で両替を敢行。手数料を10ユーロ(1,200円ぐらい)も取られる。ちくしょう、ヨーロッパは何でも高えや!すでに20〜21時ぐらいだったので、スーパーで食べ物を買って部屋で食べようということになった。

パリの安宿でチーズとワイン、って響きがいい

生ハムとワインとチーズの国だから安いだろうとタカをくくっていると、そこはヨーロッパ、結構高かった。値段忘れたけど。味はといえば、テンションが上がるほど美味しかったわけでもない。

さあいよいよ明日からパリだぞー、と思った頃には、すでにパリがそんなに好きではない自分に気付いたのだった。つづく。

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